【ただしいシャンプーの仕方】髪の毛だけでなく、頭皮から毛先まで健康できれいな髪の毛を保つ方法

自由が丘でフリーランスで美容師をしています、桑名淳です^_^

髪の毛を綺麗に保つための正しいシャンプーの仕方を説明させていただきたいと思います^ ^

お客様には口頭でお伝えさせていただいてますが、忘れてしまったりいつの間にかやり方が変わってしまったりしていることもあるかもしれないので、今一度参考にしていただけたら嬉しいです!

最初のポイント

最初のポイントとしては、お湯の温度ですが理想は38度がよいです!!

夏なら良いですが、冬だとちょっと寒く感じる温度かもしれませんね^^;

なぜ38度がいいかといいますと、髪の毛は9割がタンパク質でできているからです!!

よく生卵で例えさせていただくのですが、卵は8割がタンパク質でできています。

これに熱を加えると、

白く固まりますよね!

これはタンパク質が硬くなるということなのですが、この後も熱を与え続ければ焦げてさらに硬くなってしまいますよね?

髪の毛でも同じことが言えて、タンパク質は熱に弱いのでなるべく高温をさけることが大事になります!

その温度が38度くらいということになります!ただやはりこれからの寒い時期になると38度はなかなかぬるいので、40度以下にできるようにするといいですね!

※補足

髪の毛を流す時の温度なので、お風呂の温度とは別で大丈夫なのですが、髪の毛が長い方はお風呂に浸かっているときに長時間お湯の中に髪の毛が入っている状態もよくないので、なるべくまとめてあげるなど、お湯の中につからない状態にしてあげると良いです!(お湯に浸かっている状態だとヘアカラーや栄養分などが流出します)

そして熱いお湯は髪の毛だけでなく、頭皮に対しても悪影響がありまして、必要な皮脂まで溶かして流してしまうことによって乾燥しやすくなってしまいます。

この乾燥がかなり良くないのですが、薄毛、白髪に繋がる要因になるのでそれはまた別記事で紹介させていただきますね!

最初のお湯での流しで汚れの8割はとれる!

(※自分でやりながら撮影しているので片手ですいません。。)

お湯の温度を確認したら、髪の毛をまんべんなく濡らしていきます。

特にロングの方は後頭部から襟足のあたりに毛量が多くなりやすいので、手ぐし(指をくしのようにして)を通しながら、シャワーのノズルも当てながらしっかりとすすいでいきます。

濡れてればいいんでしょ?

と思われるかともいるかもしれませんが、しっかりと流すことによって余計な汚れがおちたり、髪の毛の芯からちゃんと濡れることでこの後にシャンプー剤をつけた時の泡立ちも非常によくなるんですよね^ ^

なかなか泡立たないという方はこの流しがたらない場合が多いので見直して見てください!

※ワックスやスプレーなどスタイリング剤がたくさんついている場合は、1度目では泡立たないことがあると思うので、一度流してからシャンプーをつけ直しましょう!

流しが足らなかったり、汚れが残っているとこうなります。

泡立っていませんね〜^^;

髪の毛は濡れている状態の時は非常にデリケートになっているので、この状態でワシャワシャ洗ってしまうとキューティクルを傷つけてしまう可能性もあるのでNGですね!!汚れも取れていません。

こういった場合は1度流して、シャンプーを付け直しましょう!

理想の泡立ち

こんな感じです(´ω`)

イメージは、洗顔のCMで濃密な泡で顔を洗うみたいなのを見たことある方もいるかと思いますが、このくらいクリーミーな泡が立つと最高です(^ ^)

最初の流しの時点で汚れはほとんど取れているので、この状態で手の指や腹の柔らかいところを使ってお顔を洗うようにやさしく洗いましょう!(爪で洗うのは頭皮を傷つけてしまうので絶対にNGですよ!!)

髪の毛に関しては濃密な泡でモフモフして手ぐしを通す感じでじゅうぶんです!!

昔のイメージのようにガシガシ洗うのはNGです!!

お顔も頭皮も同じ皮膚ですからね!!顔をガシガシ洗う方、きっとあまりいませんよね(^◇^;)

頭皮も大切にしましょう!!

泡パックをします(シャンプーによります)

僕のオリジナルの髪質改善シャンプー気になる方はこちらへ)は洗浄成分がタンパク質でできているので、シャンプーが終わった後泡パックを数分することで髪の毛を補修する効果があります(宣伝〜^^;毛量が多い、クセがある、ダメージヘア、膨らみやすい方におすすめです!)サロンではこのシャンプーをメインで使っています!

僕のシャンプーに限らずそのような効果があるシャンプーは他にもあるので、なるべく頭皮にも髪の毛にも良いものを使えると良いですよね!!

市販のシャンプーを使われている方は一度↓こちらの記事もチェックして見てくださいね!!

※執筆中

シャンプーの泡がなくればOKではなく、丹念にしっかりとすすぎましょう!

泡がなくなれば良いと思ってる方も多いようなのですが、シャンプーの泡は簡単には流れないんですよね〜!!

初めの流しと同じようにシャワーのノズルが頭皮に当たるくらいにして、指の腹で優しくこすりながらしっかりとすすぎます。

女性は特にこの後頭部から襟足のあたりがすすぎにくいので、ノズルをしっかりとあててすすぎます。

頭皮にも髪の毛にもシャンプーが残らないようにしっかりすすぎます。

※このすすぎができていなくてシャンプーの成分が残ってしまっていて、頭皮や髪の毛にベタつきが出ていたり、逆に乾燥してフケが出てしまうこともあるのでとても大事なポイントです!!(特に市販のシャンプーを使われている方は要注意です!)

トリートメントをつけたらコーミングしましょう!

トリートメントは中間から毛先につけます。頭皮にはつけないように気をつけましょう!(商品によっては頭皮用のものもあります)

目の荒いコーム(くし)で馴染ませます。

あまり隙間が空いていないコームを使ってしまうと髪の毛を引っ張ってしまってダメージに繋がるので気をつけましょう。

百均にあるようなものでも大丈夫ですよ^^

お風呂から出たら素早く乾かします!!(特にクセのある方は要注意!!)

写真がありませんが、タオルで水分をとるときも注意が必要です!

ガシガシ擦ったりしていませんでしょうか??

まずは頭皮から髪の毛の根元の辺りを優しくふいていきます。

それから毛先の方に向かいます。

髪の毛は濡れた状態ではキューティクルが開いている状態です。その状態で強く擦ってしまうとキューティクルが剥がれたりしてしまうので、タオルで髪の毛を包んでやさしくぎゅっと握るようにして水分をとっていきましょう。

そして髪の毛を乾かす前にミルクやオイルなどを髪の毛の中間から毛先につけます。(ここでもコーミングした方が全体にまんべんなく馴染ませられます)

そして素早く乾かします!!

ここがなかなかできないと思います(特に夏)が、早く乾かしたほうがいい理由としましては、

・髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いた状態なので、外的ダメージを受けやすい。

・自然乾燥するとキューティクルが開いたまま乾くので、パサつきがでやすい。(特にクセのある方はクセもでやすくなります。)

・頭皮がじめっとした状態になるので、雑菌が繁殖しやすく、フケや匂いの原因になる。

・頭皮が濡れていると体温が下がるので血流が悪くなる。

このようなことがあります!

10分や20分自然乾燥して、後からドライヤーをする方もいるかもしれませんが、特にクセのある方は少しでも自然乾燥させてしまうと、既に出てしまっているパサつきやうねりは直すのが難しくなります。

自然乾燥よりもドライヤーをした方が髪の毛の中に残る水分量も多くなるので、適切にドライヤーを使っていれば潤いや艶がでやすくなります!

なのでお風呂から出たらすぐに乾かすことを習慣にできるようにできると良いですね^_^

きれいな髪の毛の完成

ちゃんしたシャンプーの仕方をして、素早く乾かせば頭皮から毛先まで良い状態で仕上げることができます!!


いかがでしたでしょうか?

どんなに良いシャンプーやヘアケア用品を使っていたり、美容院でさらさらきれいな状態にしてもらっても、ご自宅でのシャンプーの仕方が間違ってしまっていると本来の良い状態を維持するのが難しくなってしまいますよね!

正しいシャンプーの仕方を覚えて、是非健康できれいな頭皮と髪の毛を維持できるようにできるといいですね^_^