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夏に気になる《紫外線》について
ショートカット、白髪をいかしたデザインカラーが得意な代官山の美容師、桑名淳です。
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出展：http://www.worldfolksong.com/classical/summer.html
さんさんと太陽が降り注ぐ真夏、もうすぐそんな季節がやってきますね〜！！
夏といえば海や川で遊んだり、花火やお祭り、夏休み、楽しいことがたくさんありますね！！
ただそういった楽しいことにつきものの悩みの一つに日焼けがありますよね！！
今回は日焼け＝紫外線についてまとめてみました！！
もうすでに知ってる！という方も多いと思いますが、紫外線が一番強くなる季節の前に、もう一度復習しておきましょう！！
紫外線の多い時期や時間帯
紫外線は夏の暑い時期がたくさん降り注いでいるイメージがあるかと思いますが、意外に５月頃から多くなっていますね。
出展：気象庁ホームページ
そして時間帯によっても紫外線の量は変わってきます。
出展：気象庁ホームページ
やはり日差しが出ている時間帯、特に昼間をピークに朝から夕方にかけてが一気に紫外線量が増えていますね。
そして天気別の、紫外線量
出展：ジョージの天気上々
晴れてる日はジリジリ肌も焼ける感じがして、紫外線が多いなーと感じやすいですよね、でもグラフを見てください、意外に薄曇りの日を見てみると晴れてる日と比べて１０%しか紫外線量が変わらないのがわかります。
日が出ていなくても紫外線が降り注いでいるんですねー。
油断しがちな曇の日こそしっかりケアが必要そうですね！
それではそもそも紫外線とは、なんなのでしょうか？？
紫外線とは？
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。フロン等によりオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線（UV-B）が増加し、生物への悪影響が増大することが懸念されます。
出展：気象庁ホームページより
UV-A
太陽から届く紫外線のうち大部分（95％以上）を占めています。
UV-Bほど有害ではないですが、窓ガラスや雲も透過し、肌の奥深くまで浸透します。
UV-B
ほとんどは大気層などで吸収されますが、一部は地表へ到達し皮膚や目に影響を与えます。日に当たった時に真っ赤になったり、水ぶくれができたり、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。太陽の光の中の占める割合は、０、１%くらいです。
UV-C
オゾン層などで吸収されるため、地表まで届きません。
気をつけるべきはUV-AとUV-B
UV-B
特にこわいと言われているのはUV-Bです。
上記でも書いてある通り、肌表面の細胞を傷つけたり、皮膚が真っ赤になって炎症を起こしたり、皮膚ガンやシミの原因となります。
日光に直接当たらないようにすれば比較的防ぐことは可能です。
UV-A
UV-Aは、太陽光の光の大部分を占めます、そして透過性が高いため、肌の奥深くまで届きます。一見、UV-Bと比べると害はあまりないようですが、肌の奥深くへ届いて、じわじわと影響が出てくると言われています。肌のコラーゲンを変性させてシワの原因になったり、様々な悪影響を及ぼします。
曇り空の日や、ガラスも通過してしまうので家の中でも注意が必要ですね！！
肌への日焼け止めに使われるSPF・PA表示について
SPF「Sun Protection Factor（サンプロテクションファクター）」
UV-Bを防ぐ効果を表したものです。
数値が高いほど効果が高く、SPFが50を超えるものは「50+」と表わします。
しかしここでいう効果が高いというのは、長時間持つということです。
なので、SPF15（ 約５時間）も、SPF50（約１６時間）も、肌を守る力は変わらないということですね！！
そしてSPF50などの長時間持つタイプは、その分肌への負担が大きくなるので、SPF15などの少なめなものをマメに塗る方が肌への負担を軽減することができます。
PA「Protection grade of UVA〈UVAの防御効果の程度〉」
UV-Aを防ぐ効果を表したものです。
PAは「PA+」、「PA++」、「PA+++」、「PA++++」のいづれかで表記され、+が多いほどUV-A防止効果が高いことを示します。
☆全く塗らない状態で日焼けにかかる時間を1とした場合、
☆2～4倍効果があるものを「PA＋」
☆4～8倍効果があるものを「PA＋＋」
☆8～16倍効果があるものを「PA＋＋＋」
☆16倍以上効果があるものを「PA＋＋＋＋」
UV-Bと比べると、はっきりした肌への影響がわかりにくいため、４段階の簡単な表記になっているそうです。
日常生活ではPA＋＋、海や山へ行くときはPA＋＋＋＋という感じで使い分けると良さそうですね！！
いかがでしたでしょうか？？
UVAやUVBなど、よく耳にする言葉ですが、以外と細かい違いなどは忘れがちだったりしますよね。
本格的に紫外線が強くなる前に、しっかりとケアをしていきたいですね！！
参考にしてみてください☆
フリーランス美容師 桑名淳
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mail : kuwanajun@gmail.com
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